私たちは、会社の承継や社長のハッピーリタイアメントについても一緒に考えます。
最近、自社の事業承継や社長の引退に関するご相談が増えています。それは税金の問題だけでなく、後継者の資質の問題や経営者個人の引退後の生活設計、引継ぎのタイミングなど、非常に複雑、多岐にわたっています。
一般的に事業承継の問題は解決までに相当の年月がかかるため、かなり前(若いウチ)から方向性だけでも描き、ある程度、計画性をもって対応すべきと言われていますが、実際にはそれほど簡単ではありません。例えば、社長が退いた後の取引先・関係者との信用の問題や、銀行融資の保証人の問題、自社株の相続や株主の整理など、事前に準備・整理しておかなければならないことは山ほどあるのです。
私たちは「かかりつけの町医者」として、長期継続的なお付き合いを前提にした事業承継や引退のご相談をお受けしています。したがって、単発のM&Aコンサルタントの方々とは異なり、事業承継や社長のハッピーリタイアメントまで真剣に考えています。
中小企業の自社株については、一定の要件の下に、2018年から5年間の間に「承継計画」を提出すれば、贈与税や相続税が全額納税猶予される相続税の特別措置が講じられ、事業を承継する場合の多額の相続税納付の心配はひとまず落ち着きました。
これまで多くのお客様の事業承継や老後、相続をみてきましたが、残念ながら事業を廃止された方もいらっしゃいます。それらの体験を活かし「中小企業経営者にとって本当に幸せな選択はどの道なのか」について、お客様と一緒に考えていきたいと思っています。
是非、私たちと一緒に「次の世代へ事業や財産を円滑に引き継ぎたい」「保有資産をバランス良く活用し、安心の老後を迎えたい」といった、ご自身の「ファイナンシャル・プラン(生涯設計)」もご検討ください。
やはり、早いうちから将来を見据え、相続や老後の問題なども考慮した上で、ご家族や後継者の方と一緒に「事業承継・老後設計プラン」を練っておくことは大切です。 私たちは長期に寄り添う形でご支援します。